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外壁塗装・屋根塗装の費用相場

外壁塗装・屋根塗装の費用相場

外壁と屋根の塗装を検討しようと見積り依頼をしてみたものの、思っていた金額よりも高いような気がする、そんなことありませんか?
ラクストにお問い合わせいただく方、来店される方の中にも、

「外壁、屋根塗装の相場がわからない」
「概算でどれくらいなの?」
「相見積をとったけれど、想像以上に高くて・・・」
と、インターネットであれこれ調べてみるが、よくわからない・・・

本日のブログでは、外壁塗装 屋根塗装の費用相場について詳しく解説していきます。
費用相場をしっかりと把握して、10年に一度の大切なメンテナンス工事で後悔しないようにしましょう。

外壁+屋根塗装工事の費用相場

一般的な戸建て住宅の「外壁のみ」の相場ですが、概算で80~140万円と言われています。
(足場、高圧洗浄、養生、付帯部塗装など全て含む)

「屋根+外壁塗装」の場合ですと、110~170万円程と言われています。

しかし、実際にはこの金額には幅がありますので、ご注意ください。
それぞれのお家の大きさや使う塗料のグレードによって差が出ます。
あくまでも「目安」として、お考えいただければと思います。

費用にまつわる5つのポイント

見積り費用は、色々な要素によって金額が変動します。
どういった場合に高くなるのか、もしくは安くなるのか理解しておきましょう。

塗料のグレード

塗料缶

最初に、お選びになる「塗料のグレード」です。
「アクリル」「ウレタン」「シリコン」「フッ素」「無機」などがあり、耐用年数が長くなるほど費用も上がっていきます。

・アクリル:1,400~1,600円/㎡   耐用年数→5~7年
・ウレタン:1,700~2,500円/㎡   耐用年数→8~10年
・シリコン:2,300~3,500円/㎡   耐用年数→10~15年
・フッ素 :3,500~4,800円/㎡   耐用年数→15~20年
・無 機 :4,300~5,500円/㎡   耐用年数→20~25年

各メーカーにより多少の差がありますが、参考までに記載させていただきました。
塗料のグレードは、ご自身で選ぶことが可能です。
ご予算、今後のライフプランを踏まえた上で、何パターンかのグレードで見積を依頼し、比較検討することをおススメいたします。

外壁及び屋根の材質・種類

外壁材質

2つ目のポイント、「外壁及び屋根の材質・種類」になります。
外壁がサイディングもしくはALCの場合、同時に外壁目地のメンテナンスが必要になりますので、その分の費用がかかります。
(目地の無いモルタル壁には、費用はかかりません)

外壁と外壁の「つなぎ目」にあたる目地は、経年劣化で傷み、割れや亀裂を生じ、剥がれてくることもございます。
そのため、「コーキングの打ち替え」などの定期的なメンテナンスが必要となります。

屋根は、コロニアル・スレート屋根の場合、棟板金の釘打ち直しやタスペーサー挿入などが必要で、その分費用がかかります。

このように、それぞれの建材に何を使用しているかによって費用に価格差が生じます。

塗装する付帯部の数

シャッターボックス

3つ目のポイントは、塗装する付帯部の数です。
付帯部とは、「破風板」「雨樋」「シャッターボックス」「雨戸戸袋」「帯板」「換気フード」「水切り」などの外壁、屋根以外の塗装が必要な箇所のことを言います。
窓の多いお家は、当然「雨戸」や「シャッターボックス」も多くなり、外壁の塗装面積は減りますが、付帯部塗装の費用が増すので、高くなる傾向と言えます。

外壁及び屋根の状態

屋根

4つ目のポイントは、既存の「外壁及び屋根の状態」です。
お見積書を作成するにあたり、どのような補修作業が必要か、現地調査を行います。
やる必要の無い工事はいたしません。
既存の状態が悪化していればいるほど、その分費用は高くなります。

以下、補修費用の一例です。

・スレート屋根の割れなどによる差替え   10,000~20,000円/枚
・棟板金ズレや劣化などによる交換     10,000~30,000円/m
・外壁爆裂補修・モルタル補修        30,000~70,000円/㎡
・外壁サイディングなど張り替え       10,000~50,000円/枚

このような補修コストをおさえるには、劣化が進む前にメンテナンスを行うことが大切です。

依頼する施工業者

施工業者

最後のポイントは、やはり「依頼する施工業者」です。
外壁塗装 屋根塗装工事の最大のポイントと言ってもいいでしょう。
多くの施工業者が存在しており、業者選びに困るかと思います。
主な業者は、建元などの「ハウスメーカー・工務店」、「外壁・屋根塗装専門業者」「ホームセンター・リフォーム業者」、飛び込み営業で来る「訪問販売業者」などです。

以下、それぞれの特徴を参考までに記載させていただきます。

・ハウスメーカーや工務店:家を建てる知識と実績は豊富だが、メンテナンスについて専門外になり、下請けの職人が施工する。
             中間マージンが発生するので、費用が高くなる。

・ホームセンターやリフォーム業者:塗装工事を安く請け負っている場合もあるが、実績数少なめで、どんな職人が入るのか不明。

・訪問販売業者:全ての業者がそうだとは言いませんが、外壁や屋根のチェックもせずに、高額な見積書を提示、
        施工を急がせ煽るように契約をせまる。
        工事を終えてみると手抜き工事ばかりで、補修が必要となり、費用が余計に高額になる。

適正価格でなおかつ高品質な工事をご希望であれば、実績豊富で専門知識も備わっている「外壁・屋根塗装専門業者」に依頼するのがベストな選択と言えるでしょう。

まとめ

ここまでお読みいただき、外壁塗装 屋根塗装の相場についてご理解いただけましたでしょうか?
5つのポイントをあげさせていただきましたが、正確な費用については、お家の築年数・大きさ・塗装面積・劣化状況などによって変わってきます。
具体的な金額を知りたい方は、まず「現地調査」のご依頼をおススメいたします。
当日、専門知識を持った「塗装アドバイザー」がお伺いいたしますので、その場でご不明点やご質問なども承り、対応をさせていただきます。