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剥がれてしまった外壁の応急処置をする必要性とは?

剥がれてしまった外壁の応急処置をする必要性とは?

ふとお家の外壁に目を向けると「外壁の一部が剥がれている!」なんてことはありませんか?
外壁の剥がれには様々な要因がございます。
自然災害・経年劣化により外壁が剝がれた場合は、なるべく早く処置をしましょう。
そのまま放置しておくと雨漏りなどの被害拡大につながります。
しかし補修をすぐに依頼しても対応に時間がかかったり、優良業者を見極めたり…とさらに時間を要してしまうでしょう。
また「面倒だし、雨漏りもしてないからこのままでも大丈夫だろう」「まとまった金額が無いからそのままにしておこう」などと放置してしまう方も少なくありません。
しかし、安心・安全に暮らしていくためには、まずは応急処置をしていただくことをおススメいたします。
このブログ記事では剝がれてしまった外壁の応急処置方法や注意点など役立つ情報を提供しておりますので、
参考にしていただけると幸いです。

外壁が剥がれる原因とは?

外壁が剥がれる原因には、以下3つのことが考えられます。

施工時の不良

新築住宅なのに数年で外壁が剥がれ落ちてしまった…という場合、下塗り塗料の選択ミスや施工時の天候・乾燥時間などの問題が考えられます。
施工不良の場合、2~3年程度で起こる可能性が高いでしょう。
この期間に外壁の剥がれが生じた際は、すぐに施工業者に連絡をしましょう。
保証期間内であれば補修工事をしてもらえる可能性が高いです。
保証期間が過ぎている場合でも、明らかに施工不良と判断できる場合は、まずは施工業者に連絡を入れましょう。

自然災害

どんなに丈夫な外壁材や施工方法をもってしても、台風や地震、その他自然災害によって外壁が剥がれ落ちてしまう可能性は大いにあります。
築年数が古い建物の方が外壁の剥がれが広範囲に起こりやすい傾向があります。

経年劣化

建物が古くなればなるほど外壁が剝がれるリスクは高まります。
住宅メンテナンスの目安はおおよそ10年と言われています。
この頃に外壁が剝がれてきた場合は経年劣化による剥がれの可能性が高いでしょう。
住宅メンテナンスのサインと考えていただき、被害が拡大する前に、メンテナンスを行なうことをおススメいたします。
外壁の塗装もしくは貼り替えによっても大きく費用も変わってくるので、業者に現地調査の依頼をして状況を確認してもらいましょう。

外壁が剥がれた時の応急処置方法

外壁が剝がれた際、状況や剝がれた場所によって応急処置方法が異なります。
程度によってはご自身でDIYも可能なケースもありますが、基本的には高所の作業で危険も伴い、
補修箇所が広範囲になる場合もありますので、専門業者に相談しましょう。
参考までに、代表的な応急処置を2つご紹介させていただきます。

ビニールシートや養生シートを使用する「雨養生」

「雨養生」といわれる、ビニールシートや養生シートで剝がれた外壁をカバーする簡単な応急処置方法があります。
屋根や屋根に近い部分の外壁の剥がれにより雨漏りが発生している場合に有効で、まずは、雨水が入らないようにしっかりと固定します。
大きなビニールシートや養生シートは、すぐに応急処置が必要な広範囲の場所に向いています。
ホームセンターでも購入可能なので、安価に入手できます。
台風や地震など大きな災害があるとすぐに売り切れてしまうので常備しておくのもいいでしょう。

防水テープを使用

剥がれの箇所をしばらく補修する予定がない、又は剥がれの場所が広範囲ではない場合、防水テープで応急処置を行なうことも可能です。
雨水など侵入を防ぎ、粘着度の高い防水テープであれば補修と同様の効果があります。
しかし、ほんの一時しのぎに過ぎませんので、あまりおススメいたしません。
専門業者が現地調査に来るまで応急処置と言えるでしょう。

外壁の剥がれを予防するには?

外壁が剥がれてしまうと、色々なデメリットにつながりますので、出来る限り予防していきましょう。
重要な予防策2つご説明させていただきます。

定期的なメンテナンスを行なうこと

外壁 メンテナンス

一番の予防策は、「定期的なメンテナンス」です。
外壁の「塗膜」は経年劣化とともに、いずれはその機能を失って、剥がれやチョーキング、色あせなどのトラブルを引き起こします。
一度機能を失った塗膜は復活することはありませんので、この時期にメンテナンスを検討し始めて、外壁を守っていきましょう。

施工実績のある、しっかりとした業者に依頼すること

施工実績

先ほどもお伝えしました通り、「施工時の不良」を引き起こさないためにも、
「下地処理」を適切に行ない、施工実績が多数ある信頼のおける業者に依頼しましょう。
業者の中には、この「下地処理」の重要性を理解していない業者も存在しています。

まとめ

本日のブログでは、外壁の剥がれの原因と応急処置について、解説させていただきました。
まずは、こまめにお家の外壁に異常がないか点検することが重要です。
発見した時点で劣化が小さければ、最小限の補修で済み、コストも抑えることができます。
しかし、塗装の剥がれは見えない部分でどんどん進行し、外壁の中に雨水が入り込むと、
建物自体の大規模修繕が必要となる事もあるでしょう。
定期的なメンテナンスを心がけ、安心・安全な住まいづくりをしていきましょう。