\スマートフォンやPCで簡単/見積りシミュレーション 坪数やm²数を入れるだけ! 1分で見積価格がわかります
【必見!】台風で屋根に被害が生じてしまった場合の応急処置、修理費用、その後の対応とは?

【必見!】台風で屋根に被害が生じてしまった場合の応急処置、修理費用、その後の対応とは?

長かった猛暑も終わり、ようやく秋の気配が感じられるようになりました。
朝晩の気温もぐっと低くなり、過ごしやすい日が増えてきました。
と同時に「台風」の本格的なシーズンがやってきます。
突然の台風被害で屋根の一部がずれてしまった、剥がれてしまった、雨漏りしてしまった、
そのような時は、どのような対応が必要なのでしょうか?

応急処置はもちろん、専門の業者へ依頼するなどいくつかのステップを踏んで修理する必要があり、
初めての方はとても不安を感じるかと思います。
そこで本日のブログでは、被災から依頼までのステップなど基礎知識をご紹介させていただきます。

台風で屋根に被害が生じてしまった直後にすべき事とは?

台風の影響で屋根に被害が生じてしまうと、日常生活にも支障をきたし、困難に直面します。
屋根の破損が発生した場合、まず何をすべきか戸惑う方も多いでしょう。
ここでは、被災直後に取るべき具体的なステップを解説します。

1.安全確認

屋根が飛んだことで家の内部が露出し、天候の悪化や建物の損傷が進行する可能性があります。
さらに、二次災害や建物の倒壊リスクも考慮し、危険があれば速やかに安全な場所へ避難しましょう。

2.破損状況の記録

屋根の損傷や破損状況を写真やビデオで記録しておくことが大切です。
保険申請や修理依頼時に、正確な被害状況を説明するための証拠として役立ちます。
この時、可能であれば日時も併記しておくとより信頼性の高い証拠となります。

3.応急処置の手配

屋根が飛んでしまった場合、雨漏りや家屋のさらなる被害を防ぐため、早急に応急処置を行う必要があります。
自分で処置するのが難しい場合は、専門業者に依頼するのがベストです。
シートやブルーシートで一時的に覆い、内部への雨水の侵入を防ぎましょう。

4.早急な修理業者の選定

応急処置が完了したら、できるだけ早く修理業者に連絡し、屋根の修理を依頼します。
台風後は修理の依頼が集中することが予想されるため、信頼できる業者を見つけることが重要です。
地元密着の業者、口コミや実績のある業者を選定し、見積の依頼をしましょう。

台風で屋根に被害が生じてしまった後の応急処置の流れ

台風 屋根 修理

次に、台風で屋根に被害が生じてしまった後の応急処置の流れを順を追って説明していきましょう。

1.バケツなどを使って最低限の処置をする

傷んだ箇所の修理をご自身でするのは、難易度とリスクが高いでしょう。
まずは最低限、家具などが傷まないようにバケツを置き雨水が室内に広がらないようにしましょう。

2.屋根にブルーシートをかぶせる

雨が降った直後の屋根は雨水が残っていることもあり、想像以上に滑りやすい状態です。
またブルーシートの固定の仕方が悪いと飛ばされてしまい、近隣への被害につながる可能性もあります。
よって、できるだけ早く専門の業者に依頼することをおすすめいたします。

3.加入している火災保険の契約内容を確認する

まずご自身で加入している保険会社に確認し、保険が適用されるかを確認しましょう。
一般的な火災保険は台風などの「風災」による被害が補償の対象になっています。
被害の状況などによっては保険が下りるケースが多くあります。
屋根の棟板金の浮きや瓦のズレなどの工事でも保険適用される場合がございます。
必ず確認をするようにしましょう。

4.屋根専門業者に修理の依頼をする

応急処置はあくまでも応急処置です。
可能な限り早めに専門業者に依頼することをおすすめいたします。
被災後は業者への依頼が殺到し、対応が遅れることもあるでしょう。
雨漏りや屋根の破損はそのままにしておいても直ることはありません。
被災したら迷うことなくただちに専門業者へ依頼しましょう。

台風で屋根に被害が生じてしまった場合の修理費用と費用相場

屋根の修理には費用がかかるため、事前に相場を把握しておくことが重要です。
ここでは、屋根修理にかかる主な費用相場について解説します。

応急処置の費用相場

応急処置は、屋根の破損箇所を一時的に保護するための作業であり、費用は比較的安価に抑えられます。
一般的には、ブルーシートや防水シートを使った簡易なカバー作業が中心で、その相場は3万円〜10万円程度、
板金の修理は3万円~5万円程度です。
ただし、破損の程度や面積によってはこれより高くなる場合もあります。

屋根葺き替え工事の費用相場

屋根が大きく損傷している場合、葺き替え工事が必要となるケースがあります。
屋根の素材や面積によって異なりますが、葺き替え工事の場合は140万円〜200万円
カバー工法ですと80万円~120万円が一般的な相場です。
修理内容に応じてさらに費用が変動するため、業者から詳細な見積もりを取ることが大切です。

カーポートや雨樋修理の費用相場

台風によってカーポートや雨樋が損傷することもよくあります。
カーポートの修理費用は、素材や規模により異なりますが、5万円〜30万円ほどの範囲が一般的です。
また、雨樋の修理費用は5万円〜50万円程度で、こちらも素材や損傷箇所の範囲によって変動します。

屋根葺き替え工事
雨樋交換

台風被害における屋根修理と火災保険について

屋根の修理には費用がかかりますが、火災保険やその他の保険を活用することで経済的な負担を軽減できる場合があります。
保険の適用条件やメリット・デメリットを理解しておくことが重要です。

屋根修理に使える保険とは?

多くの場合、屋根の台風被害は火災保険でカバーされることがあります。
火災保険には、風災や雪災、落雷などの自然災害に対応する補償が含まれている場合が多く、
屋根の修理費用が補償の対象となる可能性があります。
補償内容を確認し、必要に応じて保険会社に連絡しましょう。

台風被害で火災保険を使うメリットとデメリットとは?

火災保険を利用する最大のメリットは、修理費用の一部または全額が補償されることでしょう。
これにより、家計への負担を大きく減らすことができます。
補償される金額は、保険会社や被害の程度にもよって異なりますが、20万円から100万円以上が補償されることもありますので、
修理費用の全額を賄えることもあるでしょう。

デメリットとしては、保険を使用する際に免責金額が発生する場合や、申請手続きに時間がかかる点があげられます。
実際に補償金がおりるまでには申請から1カ月程度かかることもあるでしょう。
また、火災保険を利用した修理申請が多くなると、次回の保険料が上がるリスクもあるため、慎重に検討することが重要です。

火災保険で外壁・屋根塗装が保証対象に

火災保険で外壁・屋根塗装が保証対象に

実は外壁塗装、屋根塗装および修理を、火災保険にて対応できる場合があります。火災保険は、その名称から「火災時しか申請ができない」と思われがちですが、建物が自然災害で破損した場合に申請・適用となります。塗装だけではなく、台風や大雪が原因で破損した屋根や雨樋などを修理することも可能です。

まとめ

台風で屋根が飛ばされたり、建物に被害を受けた場合、迅速な応急処置を行うことが必要です。
被害状況を正確に記録し、適切な修理業者を選定することで、後の修理プロセスをスムーズに進めることができます。
また、修理費用は火災保険やその他保険を活用することで、経済的な負担を軽減することが可能です。

本日のブログを通じて、屋根の応急処置や修理の具体的な手順を理解することで、迅速かつ適切な対応をとることができるでしょう。
台風被害に備えて、事前に保険の見直しや業者選定の準備をしておくことも、安心の一つです。

ラクストでは、これまでも台風後に多くの屋根修理工事の依頼を受けてまいりました。
火災保険申請時の対応もしております。
お客様の地域やその他状況に合わせ、質の高い工事を行うように努めておりますので、何かお困りの事がございましたら、
ラクストへお気軽にご相談お待ちしております。