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ケイカル板の塗装について解説いたします!

ケイカル板の塗装について解説いたします!

ケイカル板の塗装は、耐久性や美観を維持するために重要です。
本日のブログでは、ケイカル板の特徴や塗装の時期、方法、費用、適切な業者の選び方について解説します。

ケイカル板とはどんなもの?

ケイカル板は、石灰質原料・補強用途繊維、水を混ぜて作られており、ボード状になっています。
「ケイ酸カルシウム板」を略した名称です。
その特徴は耐火性と透湿性に優れ、住宅の「軒天井」や「トイレの内壁」などでよく使用される建材です。
また、コストパフォーマンスが高いのも特徴です。
しかし、定期的なメンテナンスが必要な箇所になりますので、これから詳しく説明していきましょう。

軒天井
トイレ内壁

ケイカル板を塗装する時期目安は?

一般的にケイカル板のメンテナンスは、築10年目が目安と言われています。
ケイカル板に以下のような症状が見受けられたら、メンテナンスのサインです。
早めに対応することをおススメいたします。

  1. チョーキング(触れると手に白い粉が付着する現象)
  2. 色あせ
  3. 砂埃などの汚れや雨染み
  4. 塗膜の剥がれ
  5. ケイカル板のひび割れ

劣化が進むにつれて、塗装前に行う「下処理」、ケイカル板の張り替えなど大規模な工事が
必要になり、施工費用もかさんでいきますので、ご注意ください。

ケイカル板の塗装方法は?

砂や排気ガスなどの汚れが付着している「ケイカル板」、塗料を塗るだけではありません。
付着汚れをしっかりと落とす、劣化部を補修するなど、いくつかの工程が必要になります。
ケイカル板の塗装手順は以下の通りです。

  1. 高圧洗浄もしくは雑巾などでしっかりと汚れを落とす。
  2. ケレン作業で表面の凹凸をなくし、なめらかにする。
  3. 塗料が飛散しないよう、養生作業をおこなう。
  4. 塗料の密着性を高めるための下塗りをおこなう。
  5. 仕上げの上塗りをおこなう。

以上のように、工程は5つになりますが、場合によっては足場を設置することで
近隣のお住まいへご迷惑をおかけすることもあり、事前の挨拶をするなどいくつか準備があるので、
覚えておきましょう。

ケイカル板の塗装費用はどれくらい?

ケイカル板の塗装費用は、塗る面積や塗料の種類によって変動します。
900円~4,200円/㎡ と費用に大きな幅があります。
塗料により、耐用年数や性能が違いますので、コストパフォーマンスの良い商品を選ぶのがポイントでしょう。
「アクリル樹脂系塗料」や「アクリルシリコン樹脂系塗料」は人気があります。
いずれも7~15年の耐用年数で、費用も安価でおススメです。
その他、先ほどもお伝えしました通り、足場の設置費用や高圧洗浄費用なども発生しますので、ご注意ください。

ケイカル板塗装の業者選びとは?

ケイカル板 塗装

業者選びでは信頼性や実績が重要です。
複数の業者から見積もりを取り、比較検討することが賢明です。
過去の施工例や口コミを調査し、信頼できる業者を選びましょう。

施工実績が多く、経験豊富な職人が在籍する業者

実績数が少ない、熟練の職人が在籍していない業者には、注意が必要です。
外壁とは違い、ケイカル板はあまり目立つ箇所ではありませんが、きちんとした工程を踏まなければ、
不具合につながりますのでご注意ください。

見積書内の施工内容が詳細に記載されている業者

見積書の内容が「一式○○円」と記載とされ、施工の詳細が明記されていない
見積書を提出する業者には注意が必要です。

まとめ

ケイカル板の塗装は、ご自身でメンテナンスできると思われがちですが、安全性などを考え、
専門の業者に依頼することをおススメいたします。
ケイカル板の塗装は、美観や耐久性を保つために欠かせないメンテナンスです。
適切な塗装時期や手順、適切な塗料の選定、信頼性のある業者選びが、長期間にわたる満足度を実現する鍵となります。
お客様目線でしっかりとアドバイスしてくれる業者は、信頼性も高く、仕上がりも良いものになるでしょう。
このブログを通じて、ケイカル板の塗装に関する情報を得て、建物の美しさと価値を保ちましょう。