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外壁塗装のツヤあり塗料とツヤ消し塗料は何が違う?

外壁塗装のツヤあり塗料とツヤ消し塗料は何が違う?

外壁塗装の塗料には、ツヤありとツヤ消しの2種類ありますが、その中でもツヤには5段階あります。
ツヤありとツヤ消しとを比較した場合、見た目や機能面でどう違うのか。
5段階のうちどのタイプを選択すれば良いのか。
このページでは、具体的にどの様な差があるのかご紹介いたします!

外壁塗装のツヤとは

太陽光などの光を反射する塗料を『ツヤあり』と言い、反射せずマット感のある塗料を『ツヤ消し』と言います。
ツヤあり塗料で塗装すると、新築時のような輝きのある仕上がりになり、ツヤ消し塗料の場合は、光沢が少なく落ち着いた雰囲気の仕上がりになります。

ツヤあり塗料はなぜ輝いて見える?

ツヤあり塗料が輝いて見える理由は、目に入ってくる光の量にあります。

ツヤあり塗料を外壁塗装に使用すると、外壁は光を正反射し、目に入ってくる光の量が増え輝いて見えます。
対して、ツヤ消し塗料を使用した場合は、外壁が光を乱反射し、目に入ってくる光の量が減って眩しく見えない、という仕組みになっています。

ツヤには5段階ある

塗料のツヤには、以下の5段階があります。
数字が大きいほどツヤの光沢度も上がり、その中で1番輝いているのが、ツヤあり塗料です。
あくまでも目安なので、塗料によって異なる場合があります。

ツヤツヤあり7分ツヤ5分ツヤ3分ツヤツヤ消し
光沢率70%以上60%前後35%前後15%前後5%以下

光沢率はグロス値とも言われ、ものに光を当てそこから跳ね返ってくる光のパーセンテージを指します。
例えば、当てた光の100%に対して、70%の光が返ってくればツヤあり塗料、5%が返ってくればツヤ消し塗料です。

ツヤあり塗料とツヤ消し塗料の特徴

ツヤあり塗料

外壁塗装にツヤあり塗料を使用した場合、非常に光沢が強いので、新築時のような輝きを取り戻せます。
塗料に添加物を混合させていないので、塗料本来の性能を存分に発揮することができます。

ツヤあり塗料で塗装した外壁は、人によって「目立ちすぎ」や「眩しすぎ」と感じることがあるようです。
また、塗装後の数年間は光沢が継続しますが、年を経るごとにツヤは消えていきます。

ツヤ消し塗料

外壁塗装にツヤ消し塗料を使用した場合、高級感のある落ち着いた仕上がりを楽しめます。
周囲の風景や建物にも自然に溶け込み、景観も維持できるでしょう。
『3分ツヤ』や『5分ツヤ』など、自分の好みにあったツヤ具合を調整できます。

ほとんどのツヤ消し塗料は、ツヤあり塗料に『ツヤ消し材』を混ぜて作られます。
他の物質を含むため機能性に影響があり、ツヤあり塗料と比較して、ツヤ消し塗料は耐候性に劣ります。
ツヤをなくそうとするほど、ツヤ消し材の量は増えるので、耐候性はどんどん低下します。
耐候性が低下すると、外壁塗装の寿命が縮んでしまうため、塗料を選ぶ際には重要なポイントの1つです。

ツヤあり塗料とツヤ消し塗料の比較

メリット/デメリットを一覧にまとめました。
好みやライフスタイルに合わせた塗料選びをしましょう!

メリットデメリット
ツヤあり塗料・汚れが付着、発生しにくい
・新築のようになる
・耐候性が高い
・自分好みのツヤに調整できる
・塗料本来の性能を100%発揮できる
・2〜3年でツヤが落ちる
・ピカピカしすぎてしまう
・安っぽく見えるという人もいる
ツヤ消し塗料・落ち着いた雰囲気になる
・使う色によって高級感がでる
・ツヤの変化がない
・汚れが付着しやすい
・耐候性が低い
・塗りムラ、色ムラが出る可能性がある
・質素に感じる人もいる

耐候性の差はどれくらい?

ツヤあり塗装とツヤ消し塗料の耐候性は、具体的にどれくらい差が出るのでしょうか?
7分ツヤを使用した場合、ツヤあり塗料の耐久性の7割ほど、3分ツヤを使用した場合は3割ほど、と言われています。

元からツヤ消し塗料として新しく開発され、耐候性に優れた高性能なものもありますが、新しいが故に実績が少なかったり高価であったりするので、 一般的にはツヤ消し材を入れて使用するケースがほとんどです。

結局、ツヤあり塗料とツヤ消しどちらが良いの?

どちらにもメリットとデメリットがあり、仕上がりも大きく変わり、見る人の感性で見え方も変わってきます。
塗装を施す外壁材によっても仕上がり方が変わるので、施工店に納得のいくまで相談しましょう。

ラクスト各店舗は、気軽に塗装に触れていただけるショールームになっており、外壁・屋根の構造模型や塗料のサンプル、カタログ、施工事例集など多数ご用意しております。
相談・診断・見積りは無料です。ぜひご来店ください。

ラクスト新小岩店