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外壁塗装で使用されるシリコン塗料ってどんな塗料?

外壁塗装で使用されるシリコン塗料ってどんな塗料?

このページでは、近年人気を集めている『シリコン塗料』についてご紹介いたします。
外壁塗装では、住宅の条件や立地に合った塗料を選ぶのが大事です。
色々な塗料を見比べながら、ご自宅に最適な塗料選びを行いましょう!

シリコン塗料とは

シリコン樹脂を主成分とし、価格と耐久性に優れ、外壁塗装では最も主流な塗料です。
塗料選びに迷ってなかなか決められない場合は、シリコン塗料を選べば間違いありません!

高品質

固い塗膜で撥水性が高く汚れが付着しづらいため、ホコリや泥を弾く低汚染性が備わっています。
湿気を通す性質により、塗膜の剥がれや建物内部の結露を防ぎ、藻やカビを防ぐ効果もあります。
光沢を長時間維持し、600℃以上の高熱に耐えられる塗膜を形成します。
耐候性にも優れており、雨や風、紫外線などから受ける影響を抑え、外壁の劣化を最小限に抑えてくれます。

優れたコストパフォーマンス

外壁塗装の費用は、使用する塗料のグレードによって異なります。
アクリルやウレタンといった塗料は比較的安価ですが、耐用年数は約6~8年ほど。
フッソや遮熱塗料は耐用年数が約15~20年ほどですが、ハイグレードで高価です。
対してシリコン塗料は、約10~15年の耐久性がありながらフッソや遮熱塗料ほど高額ではなく、総合してコストパフォーマンスに優れていると言えます。

クラックなどが生じやすい

シリコン塗料の1番のデメリットは、他の塗料と比較してクラック症状が起こりやすいことです。
ものを弾いてしまう性質がありますので、次回の外壁塗装時に塗り重ねの密着が悪くなったり、低粘度のため顔料が沈澱しやすいこともあります。

シリコン塗料の種類

シリコン塗料には、大きく分けて以下の3種類があり、用途によって使い分けられます。

  1. 水性(水性1液型)
  2. 油性(溶剤1液型)
  3. 油性(溶剤2液型)

主な用途は、一般住宅の外壁塗装塗り替え、カーテンウォール塗装、コーキング材、建設用保護材などです。
身近なところでは、シャンプーやファンデーションにもシリコン樹脂が使用されています。

油性と水性の違い

油性と水性の違いは、塗料を何で薄める(希釈する)かで決まります。
溶剤で希釈を行うのが油性(溶剤)塗料、水で希釈するのが水性塗料です。

油性塗料と水性塗料の違いについて、詳しくは、こちらのページにて解説しています。

油性塗料と水性塗料は、どっちが良いの?

油性塗料と水性塗料は、どっちが良いの?

外壁塗装を行う時、見積書を見た時や塗料決めの時に初めて『油性』と『水性』に気づくのではないでしょうか?何が違うのか、どちらが良いのか、困惑することもあるかと思います。塗装には、生活に適した塗料を選ぶことが大切です。このページでは、油性塗料と水性塗料のメリット・デメリットについてお話いたします!

1液型と2液型の違い

1液型と2液型の違いは、『主剤』と『硬化剤』があるかないかです。

2液型の塗料は、この主剤と硬化剤を混ぜ合わせ、撹拌して使用します。
1液型の塗料は、1つの液体だけなので撹拌不要で使用可能です。

1液型は、作業工程が短縮され扱いやすい塗料なので、近年人気が高くなっていますが、耐久性の面では2液型の塗料に軍配が上がります。

まとめ

シリコン塗料

シリコン塗料は、価格と機能性、耐久性のバランスが取れており、ラクストでも人気のある塗料です。
「こだわりはあまりないが、なるべく塗り替え周期を抑えたい」
「それなりの価格で、それなりの耐久性が欲しい」
という方には非常にオススメの塗料です!