知っておきたい！外壁タイルの耐用年数と修繕のタイミング

建物の外壁にタイルが使用されていると外観も美しく、耐久性にも優れていることから、最近はサイディングやモルタルと組み合わせ、デザイン性を高めたお家も増えてきました。
しかし、どんなに優れた材料でも、時間が経つにつれて劣化は避けられません！
外壁タイルの耐用年数を理解し、そのタイミングに合わせた修繕を行うことが、家の長寿命を守るために不可欠です。

本日のブログでは、外壁タイルの耐用年数や寿命を延ばす方法、修繕のタイミングなどについて詳しくお話させていただきます。

それでは早速解説していきましょう！

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外壁タイルの耐用年数ってどれくらい？

外壁タイルは、外的要因に強い耐久性を持っていますが、年月が経過するにつれて自然環境の影響を受けることもあります。
タイルの耐用年数は、使用されている材料や設置環境によって異なりますが、一般的には２０～３０年程度とされています。
この耐用年数を過ぎると、タイルの表面にひび割れや剥がれが生じることがあり、そのまま放置すると外壁全体の劣化を早める原因にもなります。

外壁タイルの寿命に影響を与える要因

外壁タイルの寿命に影響を与える要因は主に以下の通りです。

外壁タイルの寿命を延ばすポイント

外壁タイルの寿命を延ばすためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
適切なメンテナンスを行うことで、タイルの状態を長期間良好に保つことができます。

外壁タイルと他の外壁材の耐用年数比較

外壁タイルは他の外壁材と比較しても優れた耐久性を誇ります。
ここでは、外壁タイルと一般的な外壁材の耐用年数を比較してみましょう。

外壁タイルの耐用年数に関する法令としてあるのが、建築基準法第１２条です。
この法令では、対象となる建築物に対する１年から３年ごとの特定建築物定期調査と、竣工または外壁改修から１０年を経過した建物に対する１０年毎の全面打診調査が義務づけられています。
外壁調査の対象には外壁タイルも含まれており、建造物によって適した方法で外壁調査を実施しなければいけません。
ラクストでは、現地調査からお見積り提出までは無料で行っております！ぜひお気軽にお問合せください！

外壁タイルの修繕のタイミングとは？

外壁タイルは、長期間使用するとどうしても修繕が必要になります。
タイルの劣化が進むと、美観を損なうだけでなく、建物に水分が侵入し、さらなる劣化を招く可能性もあります。
修繕のタイミングを逃さないために、どのような兆候があるかを理解しておきましょう。
ラクストが実際に行なった現地調査の写真を掲載しますので、是非参考にしてみてください！

兆候その１【ひび割れ】

外壁タイルにひび割れが生じてしまうのには、いくつかの原因が考えられます。
１.躯体コンクリートやモルタル下地の膨張や収縮
２.外壁の傾きや基礎の沈下
３.地震などによる自然災害
４.お家を建てた際の施工不良など
ひび割れが発生した場合、早急に張り替えなどの補修を行う必要があります。
ひび割れが広がると、タイルが剥がれ落ちたり、内部に水が浸入して建物の構造にダメージを与える可能性があります。

兆候その２【浮きや剥がれ】

浮きや剥がれもひび割れ同様、経年劣化、施工不良や自然災害などの影響により発生します。
浮いているもしくは既に剥がれている場合、背面の接着剤が劣化している証拠です。
この場合、タイルを再接着するか、既存のタイルを全て剥がしてから新しいタイルに張り替えるなど、大がかりな修繕工事が必要になる可能性があります。

兆候その３【シーリングの劣化】

タイルとタイルの間のシーリング材が劣化していると、外部からの水分が内部に浸入し、タイルの剥がれや腐食を引き起こします。
シーリングの劣化は、立地や環境によって異なりますが、一般的に５～１０年目安に補修や打ち替えを行うことが重要です。

外壁タイルのメンテナンス工事を実例でご紹介します！

実際にラクストで施工した外壁タイルのメンテナンス工事をご紹介させていただきます！
外壁タイルの誘発目地のコーキング工事の様子です！
（松戸市Ｙ様邸）
既存目地の痩せと剥離が見受けられました。
このまま放置するとタイルの接合部分から水が浸入し、タイルが浮いたり、割れたりする原因になります。
定期的にシーリングやコーキングを点検し、必要に応じて交換することで、外壁タイルを長持ちさせることができます。

まとめ

ここまでお読みいただき、いかがでしたか？

今回は外壁のタイル塗装「耐用年数と修繕のタイミング」についてお話させていただきました。
外壁タイルは、重厚感のある質感と耐久性に優れた外壁材ですが、時間と共に劣化が進みます。
耐用年数を理解し、適切なタイミングで修繕やメンテナンスを行うことが大切です。

ラクストでは戸建て住宅に限らず、マンションなどの大規模修繕にも対応しております。
大規模修繕をご検討されている方、マンションやアパートのオーナー様、まずはラクストまでご相談ください！

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