大和ハウスの外壁塗装におけるクレームとは?解決策などをご紹介します!!
前回に引き続き 大和ハウスの外壁塗装についてのブログをお伝えしようと思います!
今回のテーマは、大和ハウスの外壁塗装におけるクレームについてです。
大和ハウスの住宅において、外壁塗装は非常に重要なメンテナンスの一つです。
しかし、外壁塗装に伴うクレームが発生することも少なくありません。
外壁塗装における一般的なクレームと、大和ハウスの外壁に特に多く発生する「膨れ」について詳しく解説し、
その原因や解決策をご紹介します。
このブログを通じて、大和ハウスの外壁塗装におけるクレームやトラブルを未然に防ぐ方法、
問題が発生した際の対応策を知ることができます。
それでは解説していきましょう!
もくじ
外壁塗装によくあるクレームについて
そもそも外壁塗装におけるクレームにはどんなものがあるのでしょうか?
一般的に経年劣化や施工ミスによって発生するトラブルが多く報告されています。
ここでは、外壁塗装においてよくあるクレームをいくつかあげてみます。
色ムラや色あせ
塗装後しばらくすると、色が薄くなりムラができてしまうことがあります。
これは施工時の塗料の品質や、塗布方法の不適切さが原因です。
ひび割れ(クラック)
外壁にひびが入ることは、多くのクレームの中でも代表的なものです。
天候や気温の変化、地震などの外的要因が影響することがあります。
剥がれ
塗料が外壁から剥がれ落ちる現象も頻発します。
原因として、下地処理が不十分であることや、塗料が適切に定着しない場合が考えられます。
膨れ(ふくれ)
塗装後に外壁が「膨れる」現象で、特に注意すべきクレームの一つです。
次の章で、この膨れについて詳しく解説していきます。
大和ハウスの外壁塗装に起こるクレーム「膨れ」について
大和ハウスの外壁塗装において最も多く聞かれるクレームの一つが、外壁の「膨れ」です。
この膨れは、外壁全体の美観や耐久性に影響を与え、放置するとさらに深刻な問題を引き起こす可能性があります。
では、この「膨れ」とは具体的に何を指すのでしょうか?また、その原因は何なのでしょうか?
外壁の「膨れ」とは?
膨れとは、外壁に塗布された塗料が一部で膨張し、外壁の表面が浮き上がったような状態になる現象を指します。
この現象は塗装後、数ヶ月から数年の間に現れることが多く、最初は小さな膨れとして現れますが、
放置すると大きな範囲に広がる可能性があります。
膨れが進行すると、外壁の見た目が悪くなるだけでなく、塗装の防水機能を損ない、外壁自体の耐久性も低下させてしまいます。
外壁「膨れ」の原因とは?
膨れの原因には主に以下のような要因によるものです。
1.下地の水分 | 外壁の下地に水分が残っている状態で塗装を行うと、塗膜と下地の間に水分が閉じ込められ、 後に膨れが発生します。 特に梅雨時期や湿気の多い環境では、このような問題が起こりやすくなります。 |
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2.施工時の温度や湿度 | 塗装を行う際に、外気温や湿度が適切でないと、塗料が正しく乾燥しないことがあります。 その結果、塗膜が正常に硬化せず、膨れが生じる可能性が高まります。 |
3.塗料選定ミス | 塗料自体が外壁材に適していない場合や、品質が低い塗料を使用した場合にも膨れが起こることがあります。 特に安価な塗料を選んだ際にこのような問題が生じることが多いです。 |
4.塗装工程不備 | 塗装の工程を省略したり、適切に行われなかった場合にも膨れが発生します。 例えば、下地処理が不十分であると、塗料が外壁に正しく密着せず、膨れが発生する原因となります。 |
大和ハウスの外壁に起こるクレーム「膨れ」防止対策とは?
大和ハウスの外壁の「膨れ」は、塗装直後に発生するというわけではなく、3~5年経過してから発生することが多いようです。
また、既存外壁のエンボスがボコボコした形状であるために、膨れの箇所を発見しにくいこともあります。
特に日当たりがいい面の外壁(南面や西面)に発生することが多いようです。
大和ハウスの外壁に塗装をする際は、「膨れ」防止対策として以下の点がポイントとなります。
- 塗装前に溶剤(シンナー)で拭いてみて、膨れるかどうか調べる
- 弾性(やわらかい)塗料ではメンテナンスしない
- 水性塗料を使用してメンテナンスをする
- アフター点検を実施する
大和ハウスの外壁に生じたクレーム「膨れ」補修方法について
大和ハウスの外壁で膨れが発生した場合、早めの対処が求められます。
以下のような補修方法が効果的です。
順を追って説明していきましょう。
1.膨れた箇所の剥離作業
まず、膨れてしまった箇所の塗膜を慎重に剥がします。
膨れの規模が小さい場合は、その部分だけを削り取りますが、広範囲に膨れが広がっている場合は、
周辺部分も含めて広く剥離する必要があります。
2.下地の乾燥と調整
剥がした後の下地が湿っている場合は、しっかりと乾燥させます。
この工程を怠ると、再び膨れが発生するリスクが高くなります。
また、下地に凹凸が生じている場合は、平滑に整えることが重要です。
3.再塗装
下地が整ったら、適切な塗料を使用して再塗装を行います。
この際、塗料の選定が非常に重要で、外壁の素材や気候条件に適した高品質な塗料を選ぶことが大切です。
4.アフターチェック
塗装が完了した後も、定期的なチェックを行うことで、再度の膨れ発生を防ぐことができます。
施工後のアフターケアをしっかりと行うことが、外壁の美観と耐久性を保つためには不可欠です。
まとめ
外壁塗装におけるクレームは、放置することで大きな問題に発展する可能性があります。
特に大和ハウスの外壁における「膨れ」は、施工時の不備や環境要因など、さまざまな原因が関与しています。
早めの対応と信頼できる業者への依頼が、外壁トラブルを最小限に抑える鍵です。
外壁の膨れは放置するほど修理コストがかかるだけでなく、家全体の耐久性にも影響を与えかねません。
信頼できる業者に依頼することで、問題を迅速かつ確実に解決することができます。
ラクストは、大和ハウスの外壁塗装に関する豊富な知識と経験を持ち、お客様の外壁問題に対して迅速かつ適切な対応をいたします。
外壁の「膨れ」の他、ひび割れや剥がれ、外壁塗装後のトラブルなどでお困りの方は、ぜひ一度ご相談ください!
外壁塗装はなぜ膨れる?
塗膜の膨れとは、外壁塗装によって作られた塗膜の表面に気泡が生じたり、一部が水膨れのように膨れることを言います。外壁材を守るために、下塗り、中塗り、上塗りと塗料を塗り重ね、塗膜を形成しますが、そのなかでも下塗りを疎かにしてしまうと、塗膜が膨れてしまうことがあります。外壁材と塗料の塗膜がうまく密着できないと、間に空気が入り、浮き上がってしまうのです。このページでは、そんな外壁塗装の膨れが起こる原因についてご説明いたします。